▲冬の松久駅を発つキハ110系200番台(◇はや◇様提供・転載禁止)
国鉄分割民営化後、JR東日本がローカル線車両の取替、サービスの改良のため製造した気動車が、キハ100系とキハ110系です。
キハ110系200番台は1993年より製造が開始された、キハ110系0番台のマイナーチェンジ車にあたる区分です。このうち八高線には、車両の両端に運転台のあるキハ110形が9両(うち前期車4両)、それぞれ片方に運転台を構え、2両編成を組んで運用されるキハ111形とキハ112形が各6両の合わせて21両が投入されました。
1993年3月18日より、キハ110形前期車4両が寄居~高崎間で営業運転を開始。しばらく限定的な運用が続きましたが、1996年の八高線八王子~高麗川間電化開業に伴って非電化区間となる高麗川~寄居~高崎間の列車をキハ110系に統一することになり、ここでようやく全21両が出揃いました。
2019年現在八高線内で最古参の形式となっていますが、他線区でもキハ110系淘汰の動きは見られていないため、今後しばらくは安泰と思われます。
キハ111形とキハ112形は基本的に同じ車番の車両でユニットを組み運用されます。キハ110形は単独での運用が可能ですが、基本的に2両ないし3両で運用に就きます。キハ111形とキハ112形のユニットに連結することもあります。
▼ぐんま車両センター所属
キハ110-207
キハ110-208
キハ110-209
キハ110-210
キハ110-218
キハ110-219
キハ110-220
キハ110-221
キハ110-222
キハ111-205+キハ112-205
キハ111-206+キハ112-206
キハ111-207+キハ112-207
キハ111-208+キハ112-208
キハ111-209+キハ112-209
キハ110系と四季
(以下はすべて◇はや◇様ご提供のお写真です。転載禁止)
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