TRAIN -103系(八高線)

▲八王子に停車中の宮ハエ52編成(永田町ekioto+様提供・転載禁止


八高・川越線の電化黎明期を支えた、全面ウグイス色に塗装された電車です。

3000番台は、仙石線72系を川越線電化のため103系に改造・編入した区分で、5本が存在しました。当初は通常3両編成での運行でしたが、八高線の電化とともに通年4両化されました。

3500番台は八高線の電化による転入車で、1本のみが存在しました。3000番台とは違い、種車はごく普通の103系を改造した区分でしたが、かえって八高・川越線ではレアな存在となりました。

当時、八高・川越線では車両不足が頻発していました。有事の際には他線区より頻繁に103系0番台の借り入れを行っていました。突発的な場合が多く、借り入れ、車両不足が解消すればすぐに撤退、を繰り返していました。中にはカナリア色に「八高・川越線」と貼りつけられただけの車両などもいました。

3000・3500番台は2003年より205系・209系3100番台により置き換えられ、全車廃車となりました。3000番台はヘッドマーク付きで最終運行も開催されましたが、その後205系の故障によって1日限りの復活を遂げた、なんてこともありました。


▼元・川越車両センター所属車

宮ハエ51編成

宮ハエ52編成

宮ハエ53編成

宮ハエ55編成

宮ハエ56編成


▼元・川越電車区所属車

宮ハエ50編成

宮ハエ54編成



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Reiwa Kawagoe Line

令和時代を迎えた川越線、埼京線そして八高線についてまとめたサイトになる予定です。

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