2020年度の労働組合の資料に「本年度の大宮総合車両センターでは『八高・川越線ワンマン化改造工事』を6編成に施工する」旨が記述され、同線区のワンマンに関する動きが初めて発覚しました。これまで豊田車両センターへの疎開を交互に繰り返していた209系3100番台2本についても、この工事が完了するまで予備車として在籍するという説が大筋の見方となりました。
6月26日、E231系3000番台宮ハエ41編成が大宮総合車両センターへ入場しました。3ヶ月後に出場し、通常の検査に加え前述の改造工事を施工されました。
その後も改造工事が進み、2020年度には5本が施工を終えました。当初は6本の予定だったようですが、昨今の情勢を受けてか変更になったようです。
2021年度は労働組合の資料から「2021年10月までにワンマン対応工事が完了する」旨の記述があり、残り本数と工期から4月より複数編成の同時施工が行われ、10月26日に最終編成である209系3500番台宮ハエ53編成が出場し、一連の対応工事は終了しました。
今後はしばらくどの編成もOM入場がなく13本がフル稼働となりますが、元より八高・川越線の所要本数は11本であり、対応工事が行われていない209系3100番台の処遇が今後の焦点となりそうです。
以下は各編成の動きをまとめた表です(動きがあり次第更新します)。2022年5月21日現在は改造工事完了11本、対象外2本うちOM入場1本、KY入場1本となっています。
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