TRAIN -201系

▲金子ですれ違う八トタH1編成と八トタH9編成(はこねこ様提供・転載禁止


現在もおおさか東線で活躍し、かつて中央快速線、総武線、大阪環状線などでも見られた201系も、かつては八高線のメンバーでした。

八高線(八王子~高麗川)電化当日より高麗川~拝島間で運行を開始しました。あくまでも東京発着であるため、八高線というよりも「八高線にやってくる中央線」といった所でしょうか。

現在と同じように、拝島駅構内の電留線から出区し高麗川行として八高線を走行、終点より折り返し中央線直通東京行となるダイヤでした。写真はその高麗川行と東京行がすれ違う場面です。

2007年より、201系を置き換えるべく中央線に現れた刺客・E233系が同線にも直通するようになり、入線機会が激減。同時に新しく設定された「八高線直通 箱根ケ崎行」にも充当されることはなく、2010年のさよなら運転をもって八高線から撤退しました。


八高線ラッシュ時間帯の助っ人のような存在だった201系ですが、過去には本当に助っ人として出陣したこともあります。

2003年、八高線向け103系が故障したことによって車両不足に陥ったため、普段の直通電車とは別に201系「四季彩」編成が応援に駆け付けたのです。途中でノーマルな201系に交代(当時の八ムコ20編成)し、こちらはなんと川越線にも入線しました。

車両不足は数日で解消しこの現象はすぐに終了しましたが、当時を知る人にとっては忘れられない出来事になったことと存じます。



2007年3月18日にE233系が直通運転を開始するまでは、以下の201系が充当されていました。


▼豊田車両センター所属

2007年3月改正より、E233系に合わせて東京方4両̟+高尾方6両の組成を東京方6両+高尾方4両に組み換えました。組み換えが行われなかった編成はT編成(10両編成で分割・併合ができない)として扱われるようになり、既に6両側が廃車になっていた八トタH1編成以外のすべての編成が改番されました。


八トタH1編成のクハ201-1は保留車として豊田車両センターに留置されています。


▲土休日は青梅特快として運転(八高線内各駅停車)。

金子に入線する八トタH9編成(はこねこ様提供・転載禁止)。

▲2003年、急遽応援に駆け付けた四季彩編成(やっちん様提供・転載禁止)。

▲すぐに八ムコ20編成に交代(やっちん様提供・転載禁止)。

▲四季彩が川越線へ入線するのは2008年に川越車両センターまつりの展示車として、新塗装になってからのことであった(やっちん様提供・転載禁止



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Reiwa Kawagoe Line

令和時代を迎えた川越線、埼京線そして八高線についてまとめたサイトになる予定です。

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