2020年6月1日より、埼京線・湘南新宿ラインの渋谷駅ホームが山手線と並び、スムーズに乗り換え出来るようになりました。
世間の状況もありなかなか現地を訪れる機会がなかったのですが、品川付近に用があった際の帰りについでに訪れてみました。今回は私なりにその模様をご紹介します。
山手線外回りで渋谷に向かいます。行きは上野東京ラインで品川まで行ったため、本当に初めて見ます。
塞がれた旧ホーム部分に差し掛かりました。人っ子ひとりいない光景が異様で仕方ありません。
山手線ホームが見えてきたところで乗客が埼京線を待っている…。ここで改めて、本当に並んだということを実感しました。
駅掲示のポスター。
SNS上でも話題になった通路に掲示されているポスター達。
ようこそ 新・埼京ホーム 渋谷駅
Y 山手線
S 埼京線
H 並行
もう… 長く歩かなくていいんです!!
すぐ乗れる 最強最高！
もう、長く歩かなくていいんです
悲 願
近い！近すぎる 埼京線ホーム
350m→0m 並んだ
ほらっ もう 埼京ホーム！ すぐ着いちゃう
いよいよ新ホームへ。LED式の案内サインが出迎えてくれました。
上がってくるなり、さっそくやってきた埼京線。すごい！本当に移動してこっちの方で停まるようになっている…と感動しました。
方面付番線標は多彩な種類が見られました。
まずはオーソドックスなLED式。
形は似ているけど光らないタイプ。
壁に貼り付けてあるタイプ。
柱に貼り付けてあるタイプまでありました。
もちろん案内サインも更新されています。この先は新南改札口です～の案内も継続。
ホーム中央付近の案内。とにかく横に長い。
恵比寿方のホームに貼り付けてある案内。田園都市線が漏れていたようで後から追加されています。
発車標は一新され、特に古かった3番線は駅名やスクロールのフォントが変更されました。
そして、先ほどからちょくちょく出てくる新南改札へと通じる道。ホーム移設によって、今度はこちらが「通路」となりました。
通路の脇は、さほど高くない柵を間に挟んで列車が高速で進入してきます。通路の高さがあまりなく、普段より大きく感じられるでしょう。写真は夕陽のせいで悲惨なことになってます。
通路となった箇所に設置されていた発車標は全て使用停止、撤去予定となっていました。4番線の筐体は昨年交換したばかりで、実働1年未満で渋谷駅を卒業することとなります。
流石に勿体ないのでおそらく他駅に回されるのではないかと思います。東海道線新橋とか喜びそう。
しかし、なんと行けなくなっている箇所の3番線発車標が若干見えており、そこには健気に旧フォントのまま活動している健気な姿がありました。あと何日の命か…
前の駅出発を知らせていた表示器も例外なくぐるぐる巻きにされていました。
すっかり「秘境」となってしまった新南改札。
山手線と並ぶことばかりPRされていましたが、そのいっぽうでそのどの路線へ向かうにも徒歩連絡となってしまった出口もあったのです。
確かにハチ公改札などから埼京線ホームへはぐんと近くなりましたが、こちらは以前と変わらぬまま。駅員さんも寂しそうにしていた…ような気がしました。
もちろん、渋谷駅全体で見れば便利になったのは揺らぐことのない事実です。今後も山手線ホーム島式化が予定されており、まだまだ同駅から目を離すことは出来そうにありません。
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